●306 夏やすみ なつやすみ 〇なくとりききつつわざをはげみ
表題:夏やすみ
読み:なつやすみ
収録:(A)女子音樂教科書 教師用 巻之1 永井幸次,田中銀之助編 大阪開成館 1911(M.44).1.25=初 ◎Copy=(K2)
(B)新選中學唱歌 中等學校音樂研究會編 青々書院 1928(S.3).4.15=初 ◎Copy=(K36)
(C)女子音樂教科書 巻之1 永井幸次,田中銀之助共編 大阪開成館 1909(M.42).5=初/1932(S.7).2=訂正再版 ◎[A3-27],Copy=(K78)
(D)女子音樂教科書 巻之1 永井幸次,田中銀之助編 大阪開成館 1909(M.42).5.15=初/1912(T.1).11.25=訂正4版 ◎[A3-26],Copy=(K91)
記譜:(A)単声(伴奏付き) ニ長調 4/4 ※生徒用はハ長調で記譜
(B)(C)(D)単声(伴奏なし) ハ長調 4/4
インチピット:ソファ|ミミファレ|ソドソソファ
曲:マーシュ,チャールズ(Marsh, Charles H.)(1886-1956)[アメリカ]のことか?
詞:犬童球渓
[詞] ※(A)女子音樂教科書より
1.啼く鳥きゝつゝ 業(わざ)を勵み
春風あみつゝ 書を讀みし
その日の夢今は はるけく過ぎさりて
待ちかねたる夏の 休みは來(きた)る
2.日に日に睦びし 友と別れ
ひとりとならんは 淋しけれど
終日(ひねもす)父母の みもとに侍(さぶ)らひて
樂しき夏やすみ 送るは嬉し
3.日光(ひかげ)もさしこぬ 木々の緑
掬(むす)ぶも涼しき 谷の清水
心おかぬ友と 日毎に手をとりて
暑き夏をこゝに 送るも樂し
[詞] ※(B)(C)(D)
※3番の歌詞第1節のみ変更している
3.緑の色濃き 森の木陰
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